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Q&A 金融機関取引の基本

担保編

Q4

 金融機関の抵当権が登記留保で設定されていたことを知らずに土地を購入してしまいました。この場合、どうなりますでしょうか。

A4

 通常、金融機関が企業などに融資をする際、不動産があれば抵当権を設定し登記をします。
 ただし、その企業の信用力に問題がなく返済に懸念が少ないような場合には、登記に伴う登録免許税の節約などのため、抵当権設定だけして登記はしない(登記留保)とすることがあります。
 抵当権の設定は物権の変動ですので、登記をしなければ第三者には対抗できません(民法177条)。
 この登記を対抗要件といいます。
 したがって、その土地に抵当権設定登記がない以上、抵当権者たる金融機関は第三取得者たる買主に抵当権を対抗することができず、買主は抵当権が存在しないものとして完全にその土地の所有権を取得できます。